3つの手段

 人の相談にのるとき。3つの対応が考えられ、そのどれを選択するかというのをちゃんと考えておくことが適切な対応へとつながる。

相手が追い詰められているとき

 これは相手に完全に余裕がないときだ。上手く相手に現状を把握させるようにする。余裕を持たせる。という方向性が大事。

相手が決心を鈍っているとき

 何かに挑戦しようとしているが、なかなか一歩が踏み出せないとき。はっぱを掛けて、後押し。というのは常套手段なのだろうけど。一番いいのは、後戻りできないってところに、そっと乗せてやる感じ。もちろん、あくまで本人の意思を尊重するつもりで。やるやらないにしても、決心をさせるという方向に。

迷っているとき

 きっと貴方は相手がどうなのかもわからないでしょう。そういうときは、大抵相手も迷っています。ここで、見誤っても仕方ありません。
 一番いいのは、何もしないこと。そっと相手の話に耳を傾け、どうでも良いような相槌をうち、相手の話を邪魔しないようにして、いっぱい話を聞きましょう。きっと相手もそれを望んでいるから。ただひたすら聞いてあげるのみ。


 基本的に手を出さない。話を聞く。コレが大切。そうすれば相手の求めている言葉もおのずと分かるようになるはず。聞き上手は話上手にもきっとなれるから。