楽な方へ
私は、楽な方へと流れていく。
当然だ。
目の前に、「苦労」って書いてあるドアと、「快楽」って書いてあるドアがあったら誰だって後者を選ぶだろう。
苦労なんてつまらない。なぜ進んで苦痛を選ぶの?それで、選んだことがまるで正義みたいな言い方をする。
きっと、苦労を選択する人はいうだろう。
「お前らは楽な道ばかり選んで先のことなんて考えてない」って。「今つらい道を選んでおけば、未来に幸せがあるんだ」っていうんだ。そう、苦労することで、その先に栄光があるみたいな言い方だ。
だけど、わたしはそっちのほうがドウカシテルって思っちゃう。だってそうだろう?未来なんて誰にも分からない。あくまで予測不可能な未来についてだけど。
なんにでも苦労しろっていうのが気に入らない。
苦労した分だけ、強くなる?何が?心が?ばっかじゃないの。苦労したから成長したっていうなら、幸せになってる人間ってのは成長をやめた人間になっちゃうじゃない。
未来の栄光のために苦労するっていう。でも、そいつらの未来なんていつまでたっても来やしない。
苦労のために苦労してるんだよ。間違いないね。
私はいつも楽な方へ、楽な方へって考えてる。当たり前だ。楽しいほうがいいに決まってる。苦痛を求めて流れるなんて、ちょっとイっちゃってると思うもの。
努力?そんなのダイッキライ。
私はいつだってそう。楽しいこと想像するんだ。んで、それにむかってつっぱしる。周りなんてみない。人の言うことなんて気にしない。楽しむ。楽する。
今がつらいって人。たくさんいると思う。
簡単だよ。楽な方へいけばいいじゃん。
好きなことすれば良い。楽しいことすればいい。それに向かって歩けば良い。
楽しまないと、人生なんだから。苦労なんてごめんだ。
もし、今がつらいって思うなら、ちょっと立ち止まって。考えてみれば良い。楽しいこと。んで、ちょっと笑って。楽しめば良い。
顔あげてみれば分かる。楽しいこといっぱいある。そうやって顔あげてあるけば、楽しくなる。楽しいトコいける。楽しいトコ行く道が楽しくないわけない。だってそうだろう?手に100円玉握り締めて、駄菓子屋に行く道が苦痛だったかい?簡単さ。あっという間だ。