人事が求めるもの?
結局のトコ、マッチングして会社に合ったらとかいうけど、どういうことなのかってこと。
お見合いとかいろんな比喩が飛ぶけど、何でそうなのかなって思うわけ。
そこで、もっと具体的に自分が経営者だった場合に、学生さんをどうやって捕まえるかを考えてみる。
会社を経営するとしたら、営利団体なわけだから、簡単に言うと、金が一番儲かる人を雇う。って考えでいいはず。
その人をやとって会社に利益が一番あがれば良い。
単純に考えれば、超頭のいい学生でいいんじゃないか?って思う。うん、俺もそう思う。だけど待ってくれ。学生の段階で、トップだったとして、それが社会にでてトップとは限らない。
つまり、学生の能力ってのは、変動がでかくて分かりづらいわけだ。
会社に入って、そこそこ教育すれば、会社に確実に利益がでる程度以上に育つ人間をそろえることが一番良いと思う。
そもそもたくさんの人間を雇おうってわけだ。一人のスーパーマンを雇うより、百人の結構いい子がはいった方が会社としては実にいいわけ。それに、一人だとやめちゃったときの損失がでかいからね。
良い子を探そう。
そうだ、野球みたいにスカウトマンを・・・って考えもいいが、学生なんてバカみたいにいるし、ちょこっと調べたらバカみたいにコストがかかっちゃうわけ。だから、説明会開いて、面接して、様子みるのが一番効率よくキャッチできちゃう。
うん、これが一番合理的だね。
んでさ、どういう子を捕まえたらいいかってことなんだけど、どの子も能力は千差万別。だけど、そこそこに育って、会社に利益さえ出せばいいわけ。うん。
そこで、効率よく教育して、効率よく良い子ちゃんにそだってくれそうなのを大量に入荷すればいいんじゃね?って思うよね。うん、思う思う。
さて、この作業で大事なのは、いろんな子を雇っちゃうと、その子にあわせた教育が必要になるよね?なるよね?
その子がやる気を出すには、その子にあった空気が必要だよね?だよね?
ほーら、だから、そこをさがすわけ。
会社の同じ教育で、一定以上まで育ってくれて。
会社の空気で、そこそこやる気だせる子。
これが一番効率いいんじゃない?
まあ、一番良いのは、まかされた仕事は、3人分やっちゃって。問題点に的確な指摘ができて、日本語が正しく使える子なんだろうけど。
適材適所って言葉があるしね。
資格や、実績っぽいものがある子がいたらどうするかって?
ああ、うん。たぶん、言葉の裏づけぐらいにか感じないと思う。少なくとも、基本情報だのなんだのもってても、試験用に勉強したことがあるんだね。ぐらいでしょう。
似た子がいたらそっちをとるかも。程度かなってね。
ほら、友達になるやつって大抵そうでしょ?
同じノリで、同じ空気で。楽しくやれるやつ。
たぶん、あれと同じ。
友達になれない人らといても、能力半減半減。でしょ?
だから、ネコ被ってるやつとは友達になれないし。
素でガンガン話せるやつじゃないといつか離れていく。
お見合い?
ああ、した事ないからわかんないって(笑)
そう、クラス替えとか、班作りみたいなもんだよ。
初対面なやつらばっかりだけど、お互いの雰囲気じろじろみて、同じ匂いのやつさがして、近くに移動して、こそっと同じ班にもぐりこむ。そんなアレです。
友達になれるかな〜?ってアレ。
お見合いは分からんけど、それならわかる。
たぶん、そういうのが会社選びなんじゃないかな。
って、人事に選ばれる俺らにとっちゃたまんないけど...